妊婦さんとネコとの同居について
妊娠したらネコと暮らさないほうがいいと言われますが・・・
そもそもトキソプラズマって何ってとこから説明しないとね・・・
トキソプラズマってのは寄生性の原生動物
つまり動物の体内などで寄生生活する小さな虫といったところでしょうか。
単細胞生物で、ヒト(つまり人間)を含む幅広い恒温動物に寄生してトキソプラズマ症を引き起こす。通常は免疫系により抑え込まれるため大きな問題とはなりにくいが、免疫不全の状態では重篤あるいは致死的な状態となりうる。特に妊娠初期に初感染した場合、胎児が重篤な障害を負うことがある。 (とウィキペディアに書いてありました)
このトキソプラズマってのは、ネコだけじゃなく、小鳥やハムスターなどなど いろんな動物たちにもいる原虫です。
たしかに妊娠初期にネコがフンと一緒に排泄するトキソプラズマに感染すると流産や水頭症という奇形の原因になることもありますが、レアケースと言われています。
先ほど書いたように、トキソプラズマは幅広い動物に寄生していますが、猫の場合は感染するフンを排泄するのは生まれたての子猫くらいで、一般の成猫にはほとんど危険がないです。
それに、このフンと一緒に排泄されるトキソプラズマが感染力を持つまでには二日かかりますので、その日のうちに便を処理してしまえば問題ありません。
もしどうしても心配ならば病院で血液検査をしてもらえば済むことですし、我が家では猫たちが子守をしてくれて助かりました (*^_^*)
動物たちは、種は違っても赤ちゃんが大好きなのは人間も一緒ですよね~~
結論としては、妊娠してもあまり神経質にならず、健康状態保って猫たちの癒やしによって免疫力をあげて、あとは手洗いなどに気をつけることと、気になったら病院で相談することだと思います。
猫たちが人間の赤ちゃんに対して、ものすごく愛情を注いでくれることに、逆に感動を覚えることがあるかもしれませんよ!!
本日のブログ写真にはスコティッシュフォールドの子猫たちを使いました♪
耳が折れた(フォールド)ネコは、少しおっとりしているようです (^-^)
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