現存する唯一の陸軍戦闘機「飛燕」

くろすけ

2024年04月07日 19:48

かがみがはら航空宇宙博物館に展示の陸軍戦闘機「飛燕」




現存する唯一の第二次世界大戦時代の陸軍戦闘機の飛燕です。

その形から和製メッサーシュミットと呼ばれていたそうで、展示室に入って「えっ?メッサー?」と思って見入っていたらボランティアの方に説明を受けて、この機体は三式戦闘機「飛燕」で、知覧特攻平和会館から岐阜の「かがみがはら航空宇宙博物館」にて展示することとなったこと。

唯一の現存する機体であることを聞きました。

ぼくは航空自衛官だったので、昭和時代後半からの航空機はよく知っているが、大戦中の航空機はほとんど知らない人です・・・






この展示機体の回りには、増槽タンクやエンジンなども展示してありましたが、そもそも機体で残っているのがこれ唯一のもので、ほかはアメリカ軍に終戦後に処分されたとのことで、米軍基地に展示されていたものが日本に返還されたとのこと。

そんな詳しい事情はさておき、見た瞬間に機体の美しさに見入ってしまった!!

米軍からは戦いやすい戦闘機だったそうだが、それは戦勝国だから言えるのかもしれないと思った。

なんにせよ、こんな美しい機体は昭和の航空自衛官として大戦時代の航空機をあまり知らない人間としても感動的であった。










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